世界第3位の実力!?日本3代目の主力戦車「90式戦車」を徹底解説

現代の装備や兵器の解説

今回は日本の現役MBT「90式戦車」を紹介するぞ

現代の自衛隊を語る上では欠かせない存在の90式戦車の事を皆もここで知ってくれよな

90式戦車の概要

先程も言った通り、90式戦車は日本の陸上自衛隊の現役MBT(主力戦車)だ。1990年に制式化されたから90式と呼ばれている。

愛称は、キュウマル、すなわち90という意味だな。

素早い装填が可能な自動装填装置が付いた120mm主砲に1500馬力のパワーパック、自動追跡装置に自動照準が可能な高精度な射撃統制装置、複合装甲などを搭載しており、登場当時は世界基準でもかなり高水準な戦車だったんだ。現在でも弱いとは決して言えない。

北海道の北部部隊に優先的に配備されているが、これは北海道がロシアの最も近い日本の領土だからだ。もともとこいつは対ソ連を想定して開発が始まったからな。

90式戦車君のステータス

90式戦車の開発会社

三菱重工業

90式戦車のメーカー

三菱重工業

90式戦車の重量

50.2t

90式戦車の全長

7.55m、9.76m(砲身を含む長さ)

90式戦車の全幅

3.33m、3.4m(サイドスカートを含む幅)

90式戦車の全高

2.34m

90式戦車のエンジン

三菱 10ZG32WT水冷式2サイクル10気筒ターボチャージャーディーゼルエンジン(21,500cc)

90式戦車の変速機

三菱 MT1500 6段自動変速機(前進4段、後進2段)

90式戦車の懸架装置

有気圧/トーションバーハイブリッド

90式戦車の最大出力

1500馬力(2,400rpmで15分間、定格出力時)

90式戦車の最高速度

70km / h(瞬間加速0から200mまで20秒)

90式戦車のトン当たりの馬力

30hp / t

90式戦車の航続距離

350〜400km(推定)

90式戦車のドーハ能力

2m(浅瀬)、4〜5m(ドーハ)[3]

90式戦車の主砲

ラインメタル Rh-120 120mm 44口径滑腔砲1ドア

90式戦車の副武装

74式 7.62mm車載機関銃(恐縮機関銃)1錠
M2HB 12.7mm重機関銃1錠

90式戦車の弾薬積載量

120mm戦車砲弾40発(自動装填装置の内部に18発装填)

(撃てる砲弾は、JM-12A1 HEAT弾JM-33 APFSDS弾)

7.62mm機関銃弾2,000発
12.7mm機関銃弾1,500発

90式戦車の搭乗人員

3人(戦車長、操縦手、砲手)

90式戦車の装甲厚

前方 550〜650mm(推定)

前方250mの距離から120mm JM-33 APFSDS弾を3発食らっても自走可能

90式戦車の装甲の素材

複合装甲 – モジュール式セラミック/スチールの混合物、およびその他の極秘の混合物

90式戦車の開発の歴史

90式戦車の設計は、74式戦車が制式化された直後に開始され、1980年に最初のプロトタイプが作成された。

74式戦車が配備され始めた1975年頃、ソ連では125mm滑腔砲や複合装甲、自動装填装置などを搭載したT-64や新型戦車のT-72の配備が始まりつつあった。しかも、この戦車もかなり高性能な戦車で、現代でも当時のものとしては高評価を受けているぐらいだ。

74式戦車も世界からかなり評価されていたが、冷戦が激しかった当時は北方領土に接しているソ連に対抗するために早急にT-72を打ち負かせる戦車を開発する必要があったんだ。さらに、西側でも1977年に第三世代戦車のレオパルト2が登場し、74式戦車は数年で旧式化するという状況に陥っていた。

だから、74式戦車が開発されてすぐに次世代主力戦車が開発開始された訳だ

是非74式戦車の記事も読んでくれよな

日本の戦車設計の基幹である三菱重工業は、次世代MBTの試作機を設計するためにTRDI(防衛庁技術研究開発協会)と協力した。この設計には日本製鋼所、ダイキン工業、三菱電機、富士通、およびNECを含む他の下請け業者も参加したんだぞ。

日本の主力企業が勢揃いだな!

1984年に大砲のテストは終了し、他の部門は1986年までに重機関銃とモジュラータイプのセラミック複合装甲を開発し終えた。

1989年に最終的な試作機が製作されテストされ、更に微調整を乗り越えて、1990年初頭に30台の車両が最初に生産されたんだ。

こうして、90式戦車は制式化されて晴れて日本の主力戦車として登場した。

90式戦車の装甲

凄いのが、損傷したブロックは現場で簡単に取り外して交換できるってところだ。

車体及び砲塔は圧延鋼版による溶接構造で、前面部には複合装甲が取り入れられている。装甲の正確な組成は秘密にされているが、おそらく90式戦車の複合装甲はレオパルト2と同様に拘束セラミック式と呼ばれるタイプと言われており、セラミックスやグラスファイバーをチタンなどでサンドイッチ、圧縮したモジュールを積層した構造であるとされる。

試験においては試作1号車に対し試作2号車の120mm滑腔砲にて射撃を行い、至近距離からAPFSDS及びHEAT-MP合わせて少なくとも車体前面に4発、砲塔前面に1発を直撃させたが、装甲は貫かれなかった。それどころか、そのまま自走して帰投したというほどである。まあ、戦闘を継続できる状態だったかは定かではないがな。

当時世界最高クラスの威力を誇る120mm滑腔砲に耐える90式戦車の装甲は、登場時としては世界最高水準の防御力を有していたと言えるだろう。

尚、74式戦車では避弾経始を有する曲面的な構成となっていたが、現在の戦車砲弾に対しては避弾経始により砲弾を弾くことは難しく、スペースを取る複合装甲とも相性が悪いことや、生産性にも配慮した結果、90式戦車の装甲板は垂直な構成となっている。

正面以外の防御能力としては、試験において砲塔側面は距離1kmからの35mmAPDSの直撃に、車体側面は14.5mm機関銃に耐え、頭上10mでの155mm榴弾の静爆試験にも耐えている。これらの試験結果及び溶接痕等から砲塔側面部は80mm程度の防弾鋼板、車体側面部は5mm程度のサイドスカート+35mm程度の主装甲、車体後部は25mm程度、上面は30mm~40mm程度の単一の防弾鋼板であると推定されている。

しかしながら、戦車砲弾も日々進歩しており、現在ドイツで運用されているDM53APFSDSはレオパルト2A6の55口径の滑腔砲との組み合わせの場合、2kmの距離から650mmの装甲を貫通できる力を有しており、90式戦車のDM33と44口径砲の組み合わせの場合より40%も貫通能力が高い。

また、ロシアの125mm滑腔砲用APFSDSの3BM-42Mでも距離2kmで600mm程度の装甲貫通力を有するとされ、こちらも30%も貫通能力が高い。90式戦車は優れた防御力を有しているが、将来的には決して安心は出来ないと思われる。

90式戦車の防衛装置

砲塔上面前部にはレーザー検知装置を備えている。これは74式戦車には無かった装備で、照準にレーザー測遠機を使用するのが一般化した現代では、敵の攻撃を事前に検知するためにも重要なものである。90式戦車のレーザー検知装置は3つの光学窓があり、砲塔正面約180度からのレーザー照射を検知する。また、砲塔側面には76mm発煙弾発射筒を片側4基づつの計8基を有しており、レーザー検知装置と連動して瞬時に車体前方に煙幕を張ることが可能。発煙弾は赤燐を主成分としたもので、スウェーデンのFFV社のものをライセンス生産し使用している。

90式戦車の主砲

主砲は44口径120mm滑腔砲であり、ドイツのラインメタル社のRh-M-120を日本製鋼所がライセンス生産したものを搭載している。これはレオパルト2やM1エイブラムスなどにも採用されている西側第三世代戦車の標準砲とも言えるものである。90式戦車の開発にあたり国産の120mm滑腔砲も開発され、試作も行われたが、コストや運用実績などからラインメタル社製のものが採用された。

滑腔砲とは従来のライフル砲のようにライフリングが切られておらず、砲身内が平滑となっている砲で、ライフル砲に比べ発射時の抵抗が大幅に小さく、高初速化を達成すると共に、砲身寿命を伸ばすことにも貢献している。90式戦車では国産戦車としては初めて滑腔砲を搭載した。

74式戦車では主砲を直接ジャイロによるスタビライザーにて安定化させていたが、90式戦車では安定化させた照準機に砲身を追従させるダイレクター式を取っている。重い主砲を直接安定化させる従来方式に比べ、軽量な照準器のミラーのみを安定化させるだけでいいため、遥かに安定性が上がり、行進間射撃においても安定して照準出来るようになった。

つまり、90式戦車の主砲は凄いって事だ!!

90式戦車の使用砲弾

砲弾は同じくラインメタル社のDM33 APFSDS及びDM12A1 HEAT-MPをライセンス生産したJM33装弾筒付翼安定徹甲弾及びJM12多目的対戦車榴弾という2種類の弾薬を運用している。

DM33はレオパルト2用の砲弾として1987年から運用が開始されたAPFSDS弾薬で、90式戦車採用当時としては最新の弾薬であった。APFSDSは炸薬を持たない運動エネルギー弾で、タングステン合金の侵鉄体を有するダーツの矢のような弾体が高速で目標に直撃することで装甲を貫く。DM33は44口径砲で射撃した場合、初速は1650m/s、装甲貫通力はゼロ距離で540mm、射距離1kmで500mm、射距離2kmで460mmの均質圧延鋼版を貫通可能である。主に対戦車戦闘において使用される。

DM12 HEAT-MPは炸薬の爆発によるエネルギーで装甲を貫通する化学エネルギー弾で、初速は1140m/s、装甲貫通力は射距離に関係なく600mm~700mm程度とされている。また、炸薬の爆発により周囲に破片を飛散させるため、通常の榴弾代わりに対物、対人戦闘にも使用可能で、目標が不明確な場合とりあえずこちらが装填される。数値上の装甲貫通力はAPFSDSより高いが、目標が爆発反応装甲や複合装甲を有する場合、有効なダメージを与えられない可能性が高く、対戦車戦闘では専らAPFSDSが使用された。

90式戦車のオートローダー(自動装填装置)

しかし目新しかったのは、コンベアベルトタイプの三菱製のオートローダーを搭載している事だ。このオートローダーによって大砲弾を装填する乗組員が不要となり、これまでの戦車では4人だった乗組員を3人に減らす事ができたんだ。その空いたスペースは120 mmの弾の収納に使用されているから、継続戦闘能力が上がっているんだ。

このオートローダーの装填時間は最短で2秒だが、与えられた1つの目標に対する完全な装填と射撃のサイクルは、よく訓練された乗組員でも約4〜6秒かかると言われている。滅茶苦茶早いって思うよな?

これは旧ソ連のT-72の搭載する自動装填装置の約2倍の速度で、人力での装填よりも格段に早い。また、装填手が必要なくなったため、乗員は1名少ない3名となった。

自動装填装置の装弾数は9発×2段の計18発で、さらに予備弾として車体右前方の弾薬架に18発、砲手左側面に4発の計40発を搭載する。自動装填装置への装填の際は都度スイッチにて弾種を入力することで装填位置がコンピュータに記憶され、砲手が選択した弾種が自動的に装填される。自動装填装置への砲弾の搭載は通常砲塔上部左のハッチから行うが、車内から搭載することも可能である。また、緊急時にはハンドルを回すことにより手動で装填装置を動かすことが出来る。なお、自動装填装置のベルトマガジン部と砲塔戦闘室は隔壁により隔離されており、被弾などで万が一ベルトマガジンの弾薬が誘爆した場合でも、砲塔上部のブローオフパネルが吹き飛ぶことで圧力を外に逃がし、乗組員を保護までしてくれるんだぜ??

なんてホワイトな戦車なんだ!!

90式戦車の副武装

副武装として砲塔上部に12.7mm重機関銃M2、主砲同軸に74式車載7.62mm機関銃を搭載しており、この辺りは74式戦車と全く同じだな。

ブローニングM2重機関銃はその口径12.7mm(50口径)からキャリバーフィフティとも呼ばれており、1920年代に開発された機関銃でありながら、現在でも生産が続けられているベストセラーの重機関銃だぞ!今度解説する予定だ。

軽く紹介すると、自衛隊の国産戦車においても住友重工にてライセンス生産が行われ、61式戦車から10式戦車に至るまで四世代に渡って採用されている。装弾数は600発で、発射速度は毎分600発、初速835m/s、有効射程は最大で約1800mとなっている。弾種は普通弾、徹甲弾、曳光弾等があるが、徹甲弾を使用した場合距離500mで20mm以上の装甲板を貫徹することが可能。

74式車載7.62mm機関銃は62式7.62mm機関銃をベースとして車載化したもので、銃身が細く信頼性の低かった62式7.62mm機関銃と比べ重量制限がなくなったことにより、非常に堅牢なものとなっており、信頼性が大幅に向上している。74式戦車から採用され、10式戦車にも採用されている。装弾数は予備弾を含め4500発で、発射速度は毎分1000発または毎分700発の切り替え式。また、砲身の冷却にブロアによる強制冷却方式を採用しており毎分700発の発射速度で20~25発の連続射撃を2~3秒間隔で3分以上行うことが可能。

90式戦車の射撃統制装置

射撃統制装置には三菱、富士通、NECで共同開発されたデジタルFCSを搭載しており、レーザー測遠機や砲口照合装置、ストラップダウン式砲耳傾斜計、装薬温度センサー、横風センサーの情報を統合し非常に高い命中精度を誇る。

74式戦車がアクティブ式赤外線暗視装置を搭載していたのに対し、90式戦車ではパッシブ式熱線映像装置(サーマルイメージャー)を搭載しており、74式のように相手が赤外線暗視装置を装備しているとこちらの存在が分かってしまうということがない。熱線映像装置で捉えた目標は周囲のコントラスト差からFCSが処理し、捉えた目標を自動追尾することが可能で、ロックオン後は移動目標も追尾し続け、目標が一時的に障害物に隠れても砲身は計算された目標の未来位置を指向する。この自動追尾機能は世界に先駆けて実用化され、行進間射撃でも非常に高い命中精度を有する。実際採用当初、米国ヤキマ演習場にて射撃試験を行った際、行進間射撃にて3km先の目標に初弾命中を与え、米軍関係者を驚かせた。ちなみに90式戦車以外では1995年に登場したメルカバMk3Bが初めて自動追尾機能を有するFCSを搭載している。

90式戦車の偵察装置

砲塔上面右側には砲手用照準潜望鏡、レーザー測遠機、熱線映像装置からなる砲手用サイトが搭載される。箱型のサイトには2つの窓があり、向かって左側が光学視察系とレーザー測遠機、右側に熱線映像装置が組み込まれている。砲手用照準潜望鏡は照準系と視察系を持つ単眼式の光学サイトで、照準系は倍率は10倍(6.5°)俯仰角範囲は-7~+10°でジャイロにより二軸安定化されている。視察系のウィンドウは照準系の上部にあり、倍率は1倍(水平18°)となっている。防盾の右側には倍率12倍の砲手用直接照準眼鏡があり、補助サイトとして使用される。レーザー測遠機はYAGレーザーを使用しており、測定距離は300~5000mで±10mの精度で測定可能とされる。

砲手席と車長席には7インチの白黒CRTディスプレイが有り、ここに熱線映像装置の映像が表示される。熱線映像装置は広(7.6°×10.1°)、狭(2.7°×3.6°)、拡(1.3°×1.8°)の3段階の視野切り替えが可能。

砲塔上面左には車長用照準潜望鏡を備える。このサイトは擬似双眼のパノラマ式で、倍率は3倍(21°)と10倍(6.5°)の切り替え式で、旋回可動範囲は前方±90度、俯仰角範囲は-7~+10°となっている。本サイトは索敵及び照準に使用し、砲手の目標をオーバーライドすることが可能で、車長席から射撃を行うことも可能となっている。

車長用の独立した可動式サイトは74式戦車にはなかった装備であり、これにより砲手が目標に照準を行なっている間でも、車長が次の目標の索敵を行う「ハンター・キラー」運用が可能で、脅威度の高い新たな目標を発見した場合車長が直接射撃することも可能となっている。暗視機能は有しておらず、夜間や悪天候時は砲手用サイトの熱線映像装置を使用することとなるため、夜間悪天候時はハンター・キラー運用が出来ない。また、この世代の戦車では車長用サイトは全周旋回式が主流となりつつあったが、本車のパノラマサイトは限定旋回式のため視察範囲が前方180°であり、若干劣っている。

車長用サイトの後ろの車長用キューポラには、8つの倍率1倍のペリスコープが搭載され、全周囲を見渡すことが出来る。

操縦席には3つのペリスコープがあり、中央のものには操縦用のナイトビジョンゴーグルを取り付けることが可能なほか、74式戦車には無かったワイパーも搭載された。

90式戦車の燃費と機動力

エンジンは三菱重工製のV型10気筒液冷ディーゼルの10ZG32WTを搭載し、各バンク1基ずつのターボチャージャーとルーツブロワ式のスーパーチャージャーの2段加給により低回転域から高回転域まで高い性能を発揮する。排気量は21500ccと74式戦車と同じだが、出力は74式戦車の2倍以上の1500馬力を発揮する。

尚、90式のエンジンは74式戦車同様に2ストロークのディーゼルエンジンを採用しているが、2ストロークのエンジンは排気量あたりの出力が大きいというメリットが有り、小型化が優先されたため採用されたと思われる。デメリットとしては燃費が悪いことや排気がクリーンでないということが挙げられ、レオパルト2など諸外国においては4ストロークのディーゼルエンジンが一般的である。

エンジンのスペックとしては最大出力は15分定格で1500馬力/2400rpm、最大軸トルクは450kgf・mで、0発進で200mまでの加速性能は20秒となっている。最高速度は70km/hで、出力重量比は29.9hp/tと世界最高水準である。尚、冷却ファンの駆動やトランスミッションの損失によりスプロケット出力(最終軸出力)は900馬力程度とされる。

トランスミッションは三菱重工製のMT1500で、前進4段、後進2段のオートマチックトランスミッションである。ロックアップ機構付きトルクコンバーターと遊星歯車機構がセットになっており、ハイドロスタティック式でスムーズな旋回が可能となっている。トランスミッションとエンジンは一体化したパック方式となっており、30分程度で交換が可能。燃料は基本的に軽油を用いるが、JP-4ジェット燃料でも動作する。

▲急制動を行う90式戦車

また、制動性能も非常に高く、最大速度でも10m以内、時速50km/hなら3mで停止できるとされ、当初胸部を打撲する車長が多かったことから一部では「殺人ブレーキ」などと呼ばれていたぐらいだ(笑)

燃料搭載量は1272リットルで、航続距離は整地での45km/hの巡航において340kmとされており、ここから計算すると燃費は267m/Lとなる。これは燃費が悪いことで有名なガスタービンエンジンのM1A2の243m/Lよりは良好だが、同じディーゼルエンジンのレオパルト2が435m/Lなので燃費はあまり良いとは言えない。

吸気用シュノーケルと排気用ダクト、砲口蓋等からなる潜水補助キットを取り付け、各箇所を密閉することで水深2mまでの河川などを潜水して渡ることが可能なんだZE!!

凄いぞ!90式戦車!!

90式戦車の派生型

 

90式戦車回収車

 

70式、78式戦車回収車の後継として制式採用された90式戦車の車体を基に製作された救難戦車で、台当たりの価格は約6億5千万円

90式戦車に対する海外の反応

さて、以上の説明で90式戦車が滅茶苦茶凄いってのはなんとなく分かってくれたと思う。そこで気になるのは90式戦車は海外の人達にどう思われているのかって事だ。

これには、とても参考になる資料がある。

米国の世界最大手の軍事プロバイダー「フォーキャスト・インターナショナル」の武器体系部門の発表した世界戦車ランキングで堂々と3位にランクされたんだ!

全体順位はレオパルト2が1位、M1エイブラムスが2位、3位はが90式戦車、メルカバ戦車が4位、AMX-56ルクレールが5位、チャレンジャー2が6位、K-1戦車が7位、T-80が8位、T-84が9位、T-90が10位。

ただしこれは2000年代初頭の評価であるため、新型戦車も登場して、アップグレードされた現在の基準に合わせるには無理がある。

しかし敗戦した事で軍事開発が停滞した日本がここまでの戦車を作り上げたってのは涙ぐましい努力が感じられると共に、誇らしいよなあ

そうは思わないか?

最後に

今回も最後まで読んでくれて本当にありがとう。

かなり長くて全部読むのは大変だったと思う。

途中に何度も出てきた他の戦車や銃についての解説は別の記事で公開予定だ。楽しみにしていてくれ。

ああ、時間が足りない……!!

これからも様々な国や時代の武器や兵器、戦争や軍事ニュースについて解説していこうと思う。

もし興味を持ってくれたら、是非他のページも見てくれ。ブックマークして定期的に来てくれるととても嬉しい!

Twitterもやってるからな、いつでも絡んでくれ

それじゃあ、またな。

あ、他にも自衛隊の戦車解説してるから、絶対読んでくれよな!

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