数々の激戦で兵士を守るアメリカ陸軍の軍服について解説!

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現代の装備や兵器の解説
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よお、よく来たな同士よ。

民間軍事ネットワーク(PMN)WHITE ORDERへようこそ。

ほう?

アメリカ軍の戦闘用の軍服(戦闘ユニフォーム)に興味があるのか?

流石は同士だな。兵器や防弾チョッキだけではなく、軍服の重要性に気が付くとは。

とても良い着眼点だ。どんなに長距離を撃ち抜けるライフルを持っていようが、 高威力なマシンガンを装備していようが、見つからない敵には敵わねえからな。

じゃあ、今回はアメリカ軍の陸軍の戦闘服について解説していくぞ。

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ACU(陸軍戦闘用軍服)の概要

アメリカ陸軍の今の戦闘用の軍服はACU(Army Combat Uniform)と呼ばれている。

ACUは、アメリカ軍が兵士のために数年かけて研究開発した集大成とも言える軍服で、2004年に開発された当時から兵士にとっての快適さと機能性を兼ね合わせた非常に先進的な設計を採用していたんだ。

だから、今でも圧倒的多数の陸軍の指導者と兵士によって支持されるユニフォームであり続けている。

採用後、すぐにイラク戦争やアフガニスタン紛争で使われ、実戦での戦闘データを元に改良を続け、採用から15年以上経過した現在でもアメリカ陸軍に採用されている優れものなんだ。

この迷彩柄がかっこいいよな

ACUの特徴

次は軽くACUの特徴や性質なんかを紹介するぞ。

迷彩:UCP(Universal Camouflage Pattern)、OEFCP(Operation Enduring Freedom Camouflage Pattern)、OCP(Operational Camouflage Pattern)

パンツ:8ポケット

ブラウス:5ポケット

ブーツ:タンレザー/ナイロン

カバー:パトロールキャップ、ブーニー

材質:耐火ナイロンブレンド

だいたいこんな感じだな。ポケットが沢山あって便利そうだよな!

しかも、ボディアーマー(防弾チョッキ)をつける時に邪魔にならないような位置にポケットが着いているから、ボディアーマーを着けたらティッシュが取り出せない!なんて事は起こらないんだぜ?

ACUの迷彩、UCP,OCP,OEFCPとは?

さて、先ほど紹介したACUに採用されている迷彩、UCP,OCP,OEFCPについて紹介しよう。

UCP

UCP(Universal Camouflage Pattern)は、ACUが開発された時から使われている迷彩柄で、配備された時には高い迷彩効果が期待されていたが、実はそこまで迷彩効果がなかったというちょっと残念な奴だ。

OEFCP

OEFCP(Operation Enduring Freedom Camouflage Pattern)は、UCPが期待外れだったことから、アフガニスタンに投入するべく、急遽新しく選定した迷彩柄だ。マルチカムとも呼ばれているな。7色もの色で構成されており、様々な地形で迷彩効果が期待出来るのが売りだ。

こいつの欠点はUCPに比べて費用が20%も上がった事だな。

予算管理局から文句が出た事で、優れた性能を持ちながら、陸軍全体にこいつが配備されることはなくなっちまったんだ。

いつだって金が問題になるもんだよな。

OCP

OCP(Operational Camouflage Pattern)は、2009年に開発された迷彩柄で3つの中では一番新しいタイプだ。
迷彩パターンや色調はOEFCP(マルチカム)と非常によく似ているが、迷彩効果はややOEFCPに劣る。

しかし、コスト面ではOEFCPより優れていることから、UCPの完全な代替品として採用されたんだ。

2015年から世界中のアメリカ陸軍で配備されだしていて、2019年中にはUCPは完全に消え去り、OCPがACU(陸軍戦闘用軍服) の看板になる予定だ。

よくある勘違い

これらの迷彩はACUだけでなく、空軍の戦闘服にも採用されているんだが、元々はACUの為に開発された事から、3つの迷彩柄をまとめてACU迷彩と呼ばれる事が多い。

馴染みの薄い日本では、ACU迷彩という迷彩柄があると勘違いしている奴が非常に多い。

ここでしっかり勘違いを直して、他の奴らにも教えてやってくれ!

ACUの構成品

ACUは、湿気を発散させるTシャツ、アーミーコンバットブーツ(スエードタン)に加えて、研究されつくした迷彩のジャケット、ズボンとパトロールキャップで構成されている。

陸軍の兵士からは非常に好評で、勤務時間外もこのACUを着ている奴も多いらしい。街中では着てはいけないだろうから、家の中でだろうがな。

ACUを着るには

ACUを着たいってやついるだろ?

俺だって思った事はあるから、気持ちはよく分かる。

通販やミリタリーショップでACUを購入

まあ一番手っ取り早いのは、通販やミリタリーショップで買う事だ。ほとんどがレプリカだが、かなり品質が良いものが多い。

沖縄なんかに行けば、米軍払い下げの本物のACUも売っていたりするぞ!

機会があったら見に行ってみたらどうだ?

アメリカ軍に入る

それとは別に、本当にアメリカ軍に憧れがあるのならアメリカ軍に入るって手もあるぞ。

日本人でアメリカ軍に入る方法がない訳じゃないからな。

アメリカ軍に入れば、ACUだけでなく他のあらゆる装備を触り放題だし、アメリカでの軍人の社会的地位はかなり高い。日本とは違ってな。

アメリカ軍に入る方法は今度まとめるから楽しみにしておいてくれ。(ほぼ非現実的な話になるだろうけどな)

最後に

今回も最後まで読んでくれた事を嬉しく思う。

ACUについての解説、楽しんでもらえただろうか?

コストを抑えつつ、兵士の要望を考えながら開発するってのは難しいもんだよなあ。アメリカみたいな軍事大国でも苦労してるのがよく分かってもらえたと思う。

これからも様々な国や時代の武器や兵器、戦争や軍事ニュースについて解説していこうと思う。そういった事を知るのは非常に大事な事だ。

もしお前達が国や大切な人を守りたいと思うのなら、俺の元に来ないか?

WHITE ORDERの扉はいつだって、誰にだって開かれているんだからよ。

いつでも待ってるぜ。

それじゃあ、またな。