米軍全体での採用を逃すも米国海軍特殊戦司令部に採用されたHK45を紹介

現代の装備や兵器の解説

概要

数々の名銃を生み出し続けるドイツのH&K(ヘッケラー&コッホ)社が開発した自動拳銃だ。

米軍統合戦闘拳銃(JCP、Joint Combat Pistol)採用計画で採用されることを念頭に置いて開発された銃で、その耐久性や基本性能の高さはいつも通り、一級品だ。

詳細

開発のきっかけはJCP計画前、2001年頃に発足したM1911のオマージュ品を作ろうという HK1911プロジェクトから始まったもので、プロジェクトの廃棄後、そのH&K USPシリーズを改良する方向に変わった。

HK45の全体的なパフォーマンスと見た目は従来のH&K USPとH&K P2000が持つ特徴を継承しただけでなく、パナマ侵攻当時(1989年から1990年にかけてアメリカ合衆国が中央アメリカのパナマに軍事侵攻した)、CIA要員を救出したデルタフォース隊員として知られているラリー・ヴィッカーズなどのベテラン軍人の協力が製作と設計に反映されたりもしたんだぞ。

軍事エキスパートであるラリー・ヴィッカーズケンハッカーソンが提案した設計要素は、以下の通りである。

  • USPシリーズより薄いハンドル
  • ディコッキング機能を削除したり、別のレバー式安全装置を追加
  • モジュール化された雷管打撃機構構造の継承

JCP事業は複数のそうそうたる企業が採用をめぐって競争を行ったんだが、2006年秋、なんと米軍の予算不足のため白紙化されてしまったんだ。

しかも偶然にもその前年の2005年には、米陸軍の新しい制式アサルトライフルとして導入を予定していた同社のH&K XM8も予算不足と在庫の問題が原因でキャンセルされた状態にあったんだ。米軍に採用されることの企業の大幅なイメージアップと大きな利益を考えると滅茶苦茶悔しかっただろうな……。

残念ながらそのような状況になってしまったが、ある程度の市場掌握力があると判断したH&K社はあきらめず民需用以外にも、法執行機関向け(Law Enforcement Modification)マーケティングを行った結果、なんと!!

縮小型コンパクト(HK45CT)モデルが米国海軍特殊戦司令部にMk.24 Mod.0という名で導入されるにまで至った。

特に最精鋭特殊部隊の一つである米特殊戦開発団(DEVGRU)が2011年に展開されたネプチューン・スピア作戦で少なくとも1丁以上を使用していたことが知られている。

法執行機関向けには、米国コロンビア特別区首都警察(MPD)とフォートリー市警(FLPD)でHK45Cが、オーストラリア西部警察所属の戦術対応チームHK45が採択されたぞ。

種類

HK45 – 最も基本的なモデル

H&K HK45の最も基本的なモデルだ。余計なものが付いていない分、耐久性や手入れのしやすさは一番だろうな。

HK45T – 戦術型(Tactical)モデル

戦術型モデルであり、マフラー取付用のねじ山が付いた延長された銃身と両手利き用安全装置、両手利き用スライド停止装置が備わっているのに加え、大型の機械式照準器に適応できるぞ。

HK45C -Compactモデル

コンパクトモデルであり、他のモデルとは違う、一直線な形のハンドルに容量8発の弾倉が用意されている。カジュアルな見た目だよな。

HK45CT – 縮小戦術型(Compact Tactical)モデル

縮小戦術型(Compact Tactical)モデルであり、サイレンサ取付ねじが付いた銃身と大型機械照準器に対応するほか、容量10発の弾倉が用意されている。

H&K HK45のモデルガン、エアガン、電動ガン

  • 東京マルイ HK45 電動ハンドガン フルセット (本体+バッテリー+NEW充電器)
  • KWA HK45 メタルスライドver

どちらも信頼できるメーカーのものだから、気が向いた方を買ってみてはいかがだろうか?

H&K HK45が擬人化したら(ドルフロ)

これはドールズフロントラインというスマホゲームに登場するHK45の姿だ。

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