第二次世界大戦でも使われた!?中世ヨーロッパの剣クレイモアとは

中世、古代の装備や兵器の解説

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今回は中世の剣の一つ、クレイモア(Claymore)の紹介だ。

両手剣(トゥーハンデッドソード)の一つで主な戦い方はそっちの記事で紹介予定だから書くことも少ないが、クレイモアにはクレイモアの特徴があるから最後まで読んでいってくれよな。

中世ヨーロッパの剣クレイモアの概要

クレイモアって言うと、地雷がまず思い浮かぶよな。

だがここで紹介するのは中世の剣のクレイモア(Claymore)だ。

クレイモアはハイランダー(英国のスコットランド高地地方”Highland”に居住する住民)が使用した剣として有名で、ツヴァイへンダーと共に両手で使用する大剣(Two-handed sword)の代名詞として知られている武器なんだ。

15世紀から18世紀まで使用されていて、両手剣の中で最も長い期間使用された。

ただし学者たちの間でもクレイモアが両手剣と区別しなくていいものなのか、それとも他の両手剣と制作方式、形だけでなく使い方も大きく異なるので、ソードの分岐点で見る学者間の論争があるが、概ねクレイモアはスコットランドで作られた別個の剣に分類することが普通である。

中世の剣クレイモアの特徴

全長140cmで、持ち手が33cm刀身が107cmであり、重さは2.5kgほどのものが最もよく知られているが、実際にはクレイモアは全体の長さが100cmを少し超えるくらいのものから190cmに達するものまで、その長さが様々だった。

アームガードは刃に向かって少し傾いた形のものが一般的で、これは長さに関係なくすべてのクレイモアで共通して見られる特徴でもある。

近代に入り、 篭柄(basket hilt)が付けられたバスケットヒルトゥブロードソードをクレイモアと呼ぶこともした。

それに、スコットランド人がちょっと大きなナイフもクレイモアと呼ぶ傾向があっていろいろ混乱を招く剣である。

事実ロングソードやバスタードソードでも出てくる話だが、刀剣を形や種類に応じて詳細に区別することは、現代好事家たちの興味で、当時の人達が規則に従って製作していたわけではないんだ。

ほとんどの文化圏では、生活のツールとしての小さなナイフと対比される武器としての大きな剣があり、スコットランド人の場合、その大きな剣を指す表現がクレイモアだっただけだ。

現代の好事家たちは「クレイモア」といえば、スコットランドのハイランダーが好む直線の長いアームガードと環状の装飾、そして幅が広い刀身の剣を考えたが、武器が使用された当時は、クレイモアは必ずこのような形でなければならず、他の形態のソードはクレイモアではないというような観念はほとんどなかった。ただ、スコットランド人は、自分たちが好む、使用しやすい良い形で刀剣を作っただけであり、これがスコットランド特有の刀剣形で定着したものだけである。

第二次世界大戦でも使われた!クレイモア

なお、このクレイモアに関連してとっておきの話題がある。

ジャックチャーチルというイギリス人兵士長が第二次世界大戦時にクレイモアと弓を持って参戦したのだ。

”狂ったジャック”は第二次世界大戦ではサムライの刀と戦いたかったらしいが、残念ながらその夢は果たされることなく終わってしまった。

クレイモアは中世の剣

最後まで読んでくれてありがとうな。

まあ、クレイモアというのは両手剣の一つの形と覚えてくれれば十分だ。

これからも様々な時代の様々な武器や防具、兵器を紹介する予定だから是非他の記事も読んでくれ!

それじゃあ、またな。

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